SSブログ

3/9新宿Motion ワールドバンパク、THIS IS JAPAN、otori、H Mountains、ゲスバンド、MCビル風 [音楽]

 ちょっと事情があって長く書けなかったが、気を取り直して。書きにくいことを書くのは書きにくいが書いてしまえ(笑)。
 さてこの日は、青色申告が思ったよりも早く終わりそうだったので、急きょ行ってみることにしたもの。

H mountains
 うーん、これはすごい。最近はいろいろめんどくさくなってきてw若い人が適切なことを述べてるならそのコピペで済ませたく思うんで、さっそく。
「多幸感、3本のギターの構成美、なんだけどほんのちょっといびつで。(中略)単なるプレイヤビリティの足し算で終わってなくて、なんと言うか両手を挙げてしまうような多幸感でいっぱいになる。」by エンリケ後悔王子。
 そうね。祝祭性といってもいいかも。ラスト2曲はメチャメチャツボだった。これもバンド界隈だけに置いとくには惜しい。
 演奏は3本のギターが絶妙で、ベースは本当に出色。ドラムもいいグルーブが出ている。ベースが石ロゴフェルナンデス、ギターは忘れてしまったが、オッと思うメーカーだった。ヒストリーに1本はエルマヤ?
 
otori
 順番はもう忘れてしまったが、ちょっと長電話をしなければならず、始めの方しか見れなかった。だいぶドラムもフィットしてきた印象。

THIS IS JAPAN
 オールドテイストな印象。演奏は勢いがあっていいのではないだろうか。
 一般論だが、多くのバンドがそれに新しいものを注ぎ込んで生き返らそうとしているが、なかなか難しいよね。構成や上物を思い付きで変えていくだけではうまくいかないのではと思う。

ゲスバンド
 高野君には悪いが(笑)、どの曲も同じような印象。ダンスバンドなんで単調は単調で問題ない、っていうかむしろ狙いなんだろうけど。最初の曲、ドリフのあれのコピーにしてしまえばいいのにw

MCビル風
 魅入られたように見入ってしまっていて、途中で秘密に気が付いたw これは一種の催眠、暗示、洗脳なんだね。キング牧師の演説なんかも大したこと言ってるわけではないが、すごい引き込む力がある。ヒットラーもそうだったらしいし、クライマックスで気絶する人が出てくるような説教ができる牧師も今アメリカに何人かいるらしい。
 おそらく演奏っていうのは、もともとそういった作用を持つもので、特にあのジャンルは少なからず狙ったものであるはず。
 それにしても素敵だった。説得力のある歌詞と節回しwが絶妙。
 一人いいMC知ってるんだが、それも似たようなスタイルで、こういうの本流と思ってたけど、違うの?

ワールドバンパク
 演奏が充実していて、よく聴こえるんだが、何かほんの一つ最後のピースがハマれば突き抜けるような気がする。
 細かいところでは、重いドラムなんで、曲によっては合わない感じがある気がするが、これ前に書いたことあったような。

3/4渋谷O-nest 大森靖子、来来来チーム [音楽]

なんか気取ってて好かん箱(笑)。 

大森靖子
 もういうことはないが、完成度が高い(高すぎるw)のが気になる。いつも伸び代の豊富(すぎるw)なバンドを多く見てるんで(笑)。歌い方も2年前あたりとずいぶん変わったよね。昔、2分聴けるか疑問と言ったら2時間聞かせてやるとか、バンドをやれと言ったらまだその時期じゃないとか話してたのは遠い昔。素晴らしいです。
 全体的なテンポの試行錯誤もだいたい終わった感じで、「新宿」の間奏の最後のスイープ?が速くなって、次の歌が遅くなる傾向があったがそれもなくなって、もうほとんど完璧になった。
 この人、なんかいつも孤独に見えるんだが、どっちかというと暗い感じというか。まあそうでないと、陰を見た人でないと、書けない歌詞があるよね。そいういうのがスネに傷ある身にひどく響く(笑)。
 某ベーシストが、平賀さち枝との対比で言い得て妙なことや、パラダイスの曲の歌詞の直しのことを言っていたが、ちょっと忘れてしまった。

来来来チーム
 初見だがこれは・・・・ クリエイティブでいい曲がたくさんある。
 たとえば股下が全員男で、これまで聴いて来たのが違ってたりしたら、こういう音楽を演っていたかも、と思ってしまった。
 ドラムが強力なのは去年5月のコピバン大会(大森靖子ボーカルの椎名林檎)でわかっていたが、この日もすごかったねえ。16のハットを片手だったり8のハネたのを両手だったり、スネアのタイミングとか、すごくフリーでいい。普通なら緩んでしまいがちなところ、逆に一段と強力なグルーブで支えるのが痺れる。前日見たUさんのドラムに似ているといえば似ている。街のドラマーにも逸材はいるもんだ。
 バンドは、ギターあたりにもうちょいやれる余地がありそうで、もう少し色も拡がるんじゃないかと思う。
 大森靖子ボーカルもよかった。お互いいろいろ得るものがあったのではと思う。そういう意味では、大森もこれはと思ったいろんなバンドで歌ってみるといいのではないか。インディーズシーンでそういうことやってる人少ないし。

3/3渋谷gee-ge オガワマユ、U、めかる と元気な仲間たちw [音楽]

 なんじゃこれと思うかもしれないが、まあこの値段でクォリティの高い演奏が見れるので。樋口さんのギターも聴きたかったし。

最初に「オガワマユ+U+めかる」みたいなの。
 まあ普通かなあ。演奏はドラム頼りw

めかる
 この方はバイオリン。普通に弾けるんだろうけど、バイオリンはエモーショナル&フィジカルな楽器と思ってるんで、その点ではちょっと物足りない。音はピエゾのピックアップで拾ってたが、もうちょいエアー感があった方が好み。
 曲はなかなかいいかも。歌モノがあれば聴いてみたいところ。
 バックのアコギの人がえらく上手と思ったら、この前の人だったらしい。ピアノとの二人でこのパフォーマンスはすごい。
 あとわりとドヤ顔なのが気になる。

U
 この方は自分では曲を書かないといってたけど、その分、フィルターのかけ方がしっかりしてて、唄も自分のスタイルで一貫性がある。
 ドラムは、DEPAPEPE?の新譜に参加してることでもわかるように、ひとつ頭抜けており、その前のドラムと比べればわかるように(悪いとか差があるという意味ではなく、それもいいアンサンブルだったが違いという意味で)、一音一音がしっかりして粒立ちが際立っている。支えるキックが絶妙の位置に入り、音に間があったりする。バンドシーンではあまり聴かないドラムで、翌日見た来来来チームの張江さんによく似ている。もしハードに叩けば股下ドラムみたいなのかなあ。
 スーパーマサル鍵盤w、すごくいい。どういうバンドをやってるか聞き忘れた。

オガワマユ
 歌い方が面白いよね。音楽は、なんか焦点が合ってない感じがするんだが。何を聴かせたいのかよくわからないというか。

「オガワマユ+U+めかる」+(bなかむらしょーこ、gひぐちけい、perc的場響子、cho堤早紀)
 なんというか・・・・楽曲しだいかw。演奏はパーカスがいい感じに聴こえてきたが、ベースはところどころ一本調子気味でちょっと物足りない感じ。ギター、しっかり弾けてていいじゃん!でもソロは後半もうひとつだったww

2/28秋葉原GOODMAN 壊れかけのテープレコーダーズ、佐々木匡士、股下89、ちくわテイスティング協会 [音楽]

今年ももう2か月終わってしまうorz 気を取り直してグッドマンへ。

股下89
 1月のベースメントバー以来のいいパフォーマンスだった。いやいつでも大体いいんだが、演奏にミスがないかとか音量音像バランスがいいかという(販売音源になるかという)観点からすれば、そりゃあ多少はムラがある。
 2月22日の石川ドラム企画もだったか、すごいドラムに力があった。ベースはあまりやらない音作りが必要だったというが、まあまあの音。
 いいねえ股下は。

佐々木匡士
 基本、弾き語りは歌詞を聴くことにしてるが、ピンとこない感じ。途中で朗読みたいなのが入ったが、あれ俺には無理だった。
 演奏は、ギター1本ではもの足りないから重ねたりするんだと思うが、それもよくわからず。
 でも評判はよかったようだから、たぶん俺の感覚がおかしいんだろう。

ちくわテイスティング協会
 かなりの手練れ揃いの感じだったが、実際始まってみると、割と和風のべたっとしたビート(いい意味で)で、音圧で勝負する感じに聴こえた。ファンク系でバシッと決める感じなのかなあと思ったが裏切られた(笑)。
 昔、「THE 家元」っていう、本当の邦楽の家元候補が集まったバンドがあって、結構ファンも集めていたが(イカ天にも出てた)、これがまあ和洋自由自在の圧倒的な演奏力を見せてくれたバンドでね。「THE YEMOTO (THE 家元)/ SHAMISEN ON MY MIND」⇒https://www.youtube.com/watch?v=ge2lb-U5axc
 ちくわもコンセプトとかメンバーとか、なんか似たような感じに思ったので書いてみた。特にビートに関しては今の感じではもったいないと思う。でもそれはコンセプトや狙いの問題でもあるね。音楽は、実はどっちのバンドもピンとこないんですけどw

壊れかけのテープレコーダーズ
 だいぶ前に書いて、さらにちょっと前に小森君と話してたことがあるが、ドラムがすごく良くなっていて、特にキックが正確になって、この日はさらにスネアがものすごくいいところで鳴ってた。聴いてた人痺れたでしょ?
 曲の良さは今さらいうことはないと思うが、となると、改めて各部はもうちょちいやりようがあるかなと。アレンジというより構成かなあ?ラストとかそこへの持って行き方とか?ベースラインとか?いやよくわかんないけど。
 クウチュウ戦やotoriもそうだけど、何か変わるとガラッと違って聴こえるのがバンドだよね。
 あとドラム、左手がいい叩き方してるんで、右手もそれに倣えばいいのにと思ったり。

2/26新宿モーション Emily likes tennis、ギター大学、Dots Dash、電波障害 [音楽]

 このイベントはなんで見に行ったのか一瞬わからなくなって、あれあれ???って感じだったが、ああそうか、Dots DashとEmily likes tennisが目当てだったか。

電波障害
 所用があってtnwhは見れず、電波障害の最後の方から。以前見たときとあまり変わらない感じかなあと思ったら、前半はそんなことはなかったらしい。間に合わなくて残念。

Dots Dash
 これはいい。途中のミディアム~スローな2曲、これがちゃんと演奏できるのはバンドシーンでもそう多くはないはず。というかバンドシーンだけに置いておくのはもったいない感じも。

ギター大学
 俺の趣味ではないが、演奏はしっかりしていたと思う。ドラムもバンドと合っている。

Emily likes tennis
 噂のEmily likes tennisとはこれかあ。小芝居系も悪くはないのかもしれないし、バンドはなかなか面白い。いいギターも聴けたし、ドラムはなかなか。クウチュウ戦もotoriも、ああいうジャズっぽいというか間の面白さを持ったドラムが本当はいいのではないかと思ったり。ベースも不思議だよねw ラッキーさん、やっぱりやるしかないだろうww 曲、演奏、アレンジ、等々、全体的にもう少しずつやれそう。
 それにしても、客じゃなくて、バンドマンがずらっと並んで興味津々に見てるってどうなのよ。あ、股下もわりとそうか。

2/22新宿motion/otori、狂気、五十嵐馨、股下89 [音楽]

 股下89のドラム、石川さんのドラム10周年企画。出演はotori/狂気/五十嵐馨(クウチュウ戦、musical violence)/股下89 OA・西平由美子+モデストロイ+サエキユタカ というものだったが、所要があって途中からだった。前日があれほど客が入ってたのに、この日も結構人がいた。
 ところでこういう企画は、ドラムの師匠とか出てもらったらいいのでは、と思ったり。

五十嵐馨
 途中から見たが、これはクラシックなんだなという印象。というか、クラシックの良さをコンテンポラリーな音楽ににうまく融合するのは、この人でないとできないだろう。

狂気
 なんでMCがあんなに○○されるのか、わからないようなやっぱりわかるような(笑) 音楽は割とかっこいいが、歌詞が能天気というかドイヒーw なんかねえ、さらにどこかが立ってくると、最後のパズルの一片がハマるというか。そういう感じがする。ドラム、上体で無理にパルスを取らなければいいビートになるってる。

otori
 ドラムが代わった新生otori。仲間が言いにくいことを率直に書くと(それが俺のブログの役目)、ちゃんとハードに叩きすぎてる感があって、聴いてて疲れてしまう。このバンドは、基本ベースが下を埋めてるので、ドラムは隙間があったほうがいいのでは。前任のドラム氏はそのあたりに妙な味があった。変わって間もないし、まだこれからだろう。

股下89
 いやあこのバンドはスカスカだw。音も普通にやればペナペナになるところだし、みんなが勝手にやってるところがちゃんとアンサンブルになるってのはすごい。並みのバンドにはできないよね。石川ドラムがすばらしく強力だった。

2/21新宿Motion THEピンクトカレフ、サーティーン、夜の夢、逃亡くそタわけ [音楽]

 久しぶりのモーション。このイベントは今のインディーズシーンの水準を示すと何度も言ってきたが、期待にたがわずだった。図抜けたバンド群、といっていいと思うが他にも、股下89、壊れかけのテープレコーダーズ、クウチュウ戦、例のK、ボトルズハウス、殺生に絶望、等々、10指に余るくらいのバンドがこの辺に集まっているって感じかな。

逃亡くそタわけ
 未見の小森君がどう評価するか興味津々だったが・・・(笑) 1曲目、風邪を引いた日(完全版w)からよかった。ギターは抜群に切れてたし。アンサンブルとしてはベースもう少しやりようがあると思うが、あんまりそういうことを云々するようなバンドではないか。

夜の夢
 なんか聞いたことのないようないい曲で、クリエイティブ。ドラム、もう少し全体的に力量が上がると嬉しい。

サーティーン
 ライブとしては文句のつけようはないが、歌ってる世界はわりとひりひりしているんだが、音楽自体はダンサブルでわりと流麗なんで(要するにポップ)、たぶんそれが狙いなんだろうけど、ほんの少しズレを感じる。構成やアレンジにちょっと違和感を盛り込むとか、もっとボーカルを目立たせるアレンジにしたりしてもいいんじゃないかと思ったり。
 たとえば、大森靖子が歌う「背中のジッパー」、あれは歌詞と曲がぴったりしてるし、逃亡くそ夕わけなんかも合致感があると思う。

ピンクトカレフ
 いいんじゃないだろうか。ドラム、結構つっこんでたクラッシュとかあって、バンド一体となったグルーブが出てたと思う。雷(いかづち)のようなフィル、好きだなあ。


2/10秋葉原GOODMAN ロリポップギターレッスン、ENMANOVA、MCビル風、Dots Dush [音楽]

 ちょっとした講習みたいなのの後で秋葉原。なのでレコーダーは持ってなかったが・・・・

ロリポップギターレッスン
 前に9スパイスで見たときはなかなかハジけてていいかもと思ったが、やはり年とともにそこはかとなく落ち着いてくるもので、そうなるとちょっと難しいような気がする。というのは楽曲が底抜けてるわけでもなく、かといって隠れ名曲のたぐいでもなく、意外と平凡なため、演奏とかパフォーマンスが落ち着いちゃうと、ちょっとつらい。
 おどるさんのキャラは面白そうだし、なにより上里めぐる君みたいに名前が良い(笑)。コンセプトはお菓子とかでいいとは思うが、もうちょっとやりようがある感じがするが・・・・ 
 いい意味で自己満足バンドってことはわかってるので、まあこうだったら面白そうなのに、っていう私見です。
 ドラム、前見たときは相当いいと思ったが、今回はちょっと体の動きが大きく、キックの出が重い感じ。力が入ってたんだろうか。ドラムは難しいよね。

Dots Dash
ここ数回のライブで見られたビート感のズレも収まり、ドラムも安定した感じで、これまででベストなパフォーマンス。ギターも切れていたが、ベースが圧倒的だった。インディーズシーンでも指折りのメンバーが昔からやってるこのバンド、曲もいいので一回は聴いた方がいい。http://www.youtube.com/watch?v=x1VTBxW8A50http://www.youtube.com/watch?v=9kqvI8aOE_A

MCビル風
 これは素敵だった。サトウコウ 氏が「切実なから踊れる音楽」と評していたが、そうね、じゃあ俺は誠実な音楽とでも言っておこうか。
 なんでも前回のライブくらいから俄然面白くなったという話で、考えてみればみんな若いんだから三日合わなければ刮目して見なきゃね。でもそんなこと言ってたらいくらライブ予算があっても足りないので、一回見ればその可能性が想像できるようになるのが俺の夢。

ENMANOVA
 水準に達してるバンド。あとは好き嫌い。


 この日は4バンドだけで客も少なかったが、満足できたイベントだった。

2/7新代田FEVER 虚弱。、股下89、おいしいミネラルコアラ [音楽]

 センチメンタル岡田の出た2010年ぶりの青二祭ぶりの新代田フィーバー。その時の岡田のライブが1曲だけyoutubeに上がっていて、実は俺も小さく写ってたりして。あれはライブではあんまりやらない曲だがいい歌だった。
いちおう貼っておきましょうか。http://www.youtube.com/watch?v=bK7rxE0Cf4w
 箱は大箱(というほどでもないけど)特有の余韻のあるバスドラの音してたね。

股下89
 これまでとタイム感やアレンジが違ってたり、ゲイちゃんが突拍子もないギター弾いてたりと、なんか新たな一歩を踏み出したように思う。たぶん一言も発しなくて45分ぶっ続けだったと思うが、疲れた(笑)。

ミネラルコアラ
 「あのコンセプトはどうなの?(笑)」 と一回は生ぬるく評してみたが、ブログだから一段厳しく書くと、何が面白いのかさっぱりだった。(近く発行予定のメルマガではさらに厳しくいきます)
 後で聞いたら、あのたぐいのバンド、最近流行ってるらしいね。てっとり早く興業になるしニーズもあるんだろうが、4分以上もつまらない話してたりってのは音楽を聴きにきた人を馬鹿にしてるし、その肝心じゃない音楽は、さらにつまらんどうでもいいもの。ああいった類のコンセプトでもちゃんとやれば、面白いものになると思うんだが。
 昔Emotional Ticonが、ドンキで100円かなんかのピンクの着ぐるみで現れ、演奏を始めたと思ったら全員ベースを持ってて、最後にはポータブルキーボードを粉々に壊していたが、やるならあれくらいのものを見せてほしいw

虚弱。
 以前からこのバンドを評するのに引用しようと考えてたブログがあって、それはこれ⇒http://mmpk.web.fc2.com/kyozyaku.htm。結論の「満足度62% どの曲も同じようなもの」というのは、まさに我が意を得たりって感じだった。
 でも新しい曲はちょっと違っててなかなか聴ける。特に3曲目だったかは見事な解決がほほうと感心した。鍵盤はところどころハッとするし、ギターも弾こうと思えば結構弾けるんじゃんw でも全体的には鍵盤もギターももうちょい歌ってほしいな。他に聴くものがないんで、ついついベースを聴いてしまう。それはそれで面白いが、虚弱。としては本意ではないんではないかという気がするんだけど、どうなんだろう。
 初音ミクは誰かに歌わせた方がいいんじゃないかな。シンガーっていうよりMC寄りの方に(もちろん女性で)。ニコニコで誰か知ってるんじゃないと思うが。


PS
 最近、岡田の曲が結構ツィートされてるが、紹介されてる曲がいまひとつと思うが・・・ 上がってるの全部聴いてからにしてくれよ。

2/1高円寺二万電圧 例のK、カイモクジショウ、コトリトワタシ、Bovril、股下89、奇形児 [音楽]

1/29は下北沢シェルターを予定していたが、どうにも都合がつかなくて断念。めぐるごめん。
何回か見たことのあるどついたるねんもどんどん良くなってきているということだし、佐古勇気氏のバンドも見たかったんだが。

二万電圧に行ってみると、恐ろしげな人でいっぱいで、興味深く眺めた。鋲付の黒皮ジャン率高し。よくわからないが、メタルとかに倣うのなら、甲冑や鎧の方がかっこいいんじゃないかと思ったり。
カノウさんDJで好みの古い曲が流れてて嬉しかったが、俺にピンと来るのは半分くらいかなあ。はっぴいえんどがかかっていたような気もしたが、大音量にするとハードコア?みたいのが結構あるよね。

コトリトワタシ
 三曲目からなかなか面白かった。基本ロックンロールバンドだと思うんで、何か新しいものを加えてその線で押したらと思う。 ドラムは後半は重くてよかった。ベースはすげえいい感じ。

カイモクジショウ
 妙な威圧感のあるバンド。確かにベースがある必要はない感じで、なるほどこれがやりたかったのかと納得させられる(そういうバンドは実は少ない)。
 ボーカルが、歌はともかく(笑)素晴らしくて、浮遊霊のようにいろなところに現れたり、ガムテープを手にして歌ったり、痒いところをかきむしったり、一方でMCは落ち着いててユーモアもあったりして、なるほどという感じ。実は前に見た印象と変わっていないんだが、ナチュラルな大器の印象。otoriのサエさんと似ている感じ。ぜひお互いに見てみてほしい。

股下89
 まああんなもんでしょう。いつにも増して老獪なステージ(笑)。舞台袖にはいつものようにチーム股下の誰かがいたし、カノウさんも途中見ていた。特に「お前と勝負をしていない」の歌詞の曲を嬉しそうに聴いていたのが印象的だった。
 ギターのゲイちゃんは、実はワンポイントでメタルグッズを身に着けることがたまにあるんだが、この日気が付いた人いたかな? そのせいでなんか足元が踏みにくそうだったがw

Bovril
 これくらいの対バンになると、個性を打ち出すために、もう少しコンセプトというか、聴かせどころを絞ってコンセントレートしたほうがいいのではと思う。
 
奇形児
 いい意味でオールドスタイルで、洗練された感じで音も力があってクリアー。ただし俺にはピンとこなかった。
 ある意味ボーカルが強力すぎるのではと思う。歌詞や、あるいは(インスト気味の)演奏で勝負できるようになるのが、大きなお世話であるが、課題と言えば課題だろう。昔はああいう楽曲+カリスマボーカルで十分だったんだろうけど・・・・

例のK
 クリエイティブでプログレッシブ。ドラムがその任を負っているかに見えるが、実はそんなことはなく、曲や構成も面白いし、ボーカルとのアンサンブルの妙もある。ベースもしっかりと支えているし。
 だが、ギターとベースは、ドラムとボーカルに対抗する余地がものすごくあると思う。こういった点がどうなるかによっては、戦慄すべき末恐ろしいバンドといえる。
 股下もうかうかしていられない。


次は2/7新代田FEVERの、虚弱。、ミネラルコアラ、股下89の予定。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。